やまびこアンテナ

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全容量64kBの制約!初代ドラゴンクエストはここがスゴイ!

どうも!やまびこです♪😊🍀

 

今日は、『全容量64kBの制約!初代ドラゴンクエストはここがスゴイ!』というタイトルでき書きます♪😆✨

 

先日、ドラゴンクエストシリーズの凄さについては書きました♪

そのときに、書ききれなかった初代『ドラゴンクエスト』のスゴさを今日は書いていきます♪

調べてみると、初代『ドラゴンクエスト』は、僕が友人の経営者の向山雄治さんにお聞きした「成功法則」を見事に実践しているのです!

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(出典:engadget https://japanese.engadget.com/today-203019060.html

1.初代『ドラゴンクエスト』に課せられた64kBの制約

初代のドラゴンクエストは、1984年にファミリーコンピュータ(以下、ファミコン)ソフトとして発売されました♪

この初代のドラゴンクエスト

なんとゲームの容量が64kBしかないのです!!!

当時のゲームのスペック上、ファミコンのゲームが使える容量は64kBが最大値だったのです!

 

おわかりかと思いますが、64MBでも64GBでもなく、64kBです!

音楽データのMP3ファイル1つで、数MBの容量を使うのに、64kBで作るゲームって一体何なのだ?!

今の感覚でいうと、そういうレベルの容量です!

 

当然、ドラゴンクエストはストーリーのあるRPGということもあり、普通に作っていては、ゲームの全容量を64kBに抑えることができません!

 

しかし、ドラゴンクエストは意外な方法でこの64kBの制約を突破するのです!

 

2.カタカナは20文字しか使っていない!

そう!初代『ドラゴンクエスト』は、使う文字を制限したのです!!

そのため、会話やその他の表記の文字では「よく使う20文字のカタカナ」のみを使っているのです!(正確に言えば、「り」と「へ」はひらがなと共用のため、カタカナのみとして存在しているのは18文字!)

 

この手法での容量削減は、なんと1992年発売の『ドラゴンクエストⅤ』まで継続されているため、『ドラゴンクエストⅤ』までは「何らかのカタカナを使うことができない」という制約を抱えていたのです!!

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初代ドラゴンクエストで使えたカタカナ

(出典:https://wikiwiki.jp/dqdic3rd/%E3%80%90%E3%82%88%E3%81%8F%E4%BD%BF%E3%81%8620%E6%96%87%E5%AD%97%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%80%91 

 

3.音楽にプロを起用した!!

ドラゴンクエスト』は、わずか64kBしかないゲームでありながら、ゲーム音楽にはプロの作曲家すぎやまこういちさんを起用しています♪

当時としては、音楽にプロの作曲家を起用することは珍しく、新しい試みだったそうです!!

多くの反対意見が出る中、すぎやまこういちさんの作曲した曲を採用したことで、『ドラゴンクエスト』で流れるBGMはとても洗練されたものになったのだそうです!

 

例えば、洞窟で流れる音楽などでは、下の階層に行くに従って曲のテンポを遅くしたことで、洞窟の恐怖感を与えるようにしたのだそうです!

 

4.さいごに

前回の記事で書ききれなかった初代『ドラゴンクエスト』のスゴイところ!

それは、「容量不足への対抗策」と「プロの音楽家の起用」の2つです♪

圧倒的な容量不足の中、「クオリティを上げるところ」と「削減するところ」を見極めているのです!

向山さんによると、こういった見極めは「目的が明確であれば可能になる」のだそうです!

すべての物事に共通することなのだそうですが、「どんなものを作りたいのか」がはっきりとしていれば、それに必要なものだけを選択することができます!

つまり初代『ドラゴンクエスト』は、できる前から完成図があり、その完成図に向けてゲームを作成したからこそ成功したのです!

向山さんは、「完成図を作ること」は「経営だけでなく、物事を成功に導くために必要不可欠な要素」だと話されています♪

そう!物事を始めるときに「完成図を作ること」こそが、向山さんが話されている「成功法則」なのです!!

初代『ドラゴンクエスト』は、最初に「完成図」があったからこそ、クオリティを上げるところ、容量削減に使うところの取捨選択がしっかりとでき、大成功へとつながったのです!!

😄✨🌈