どうも!やまびこです♪😊🍀
今日は、最近書いていなかった小説の紹介をします!
今回紹介する作品は『リムーバー・ソウル』です!!😆✨
(出典:amazon リムーバー・ソウル1)
1.『リムーバー・ソウル』とは?
『リムーバー・ソウル』は、漫画家の木村明広原案・イラスト、篠崎砂美著の小説作品です♪
小説のストーリーと挿絵を漫画家の木村明広さんが担当しているという、珍しいタイプの小説!
『リムーバー・ソウル』は、『プロジェクト・リムーバー』という作品の続編なのですが、主要キャラクターが一新されており、前作を読んでいなくとも楽しめる内容となっています♪😉🍀
2.『リムーバー・ソウル』の舞台と類似作品 との違い
『リムーバー・ソウル』は、近未来の日本を舞台としたSF作品!
人とほぼ同じサイズで高性能なAIを搭載した「ムーバー」と呼ばれるロボットが開発され、様々な分野で用いられているという世界で繰り広げられる物語です!
そして、主人公となるのが感情を持つ頭脳「B-ソウル」を積み、最新鋭機種「リムーバー」の体を持つロボット「リムーバー・ソウル」(以下、「ソウル」と呼びます♪)です!!
ちなみに「リムーバー」とは、「ムーバー」の改修型(Re:Mover)であり、「(悪を)取り除く者」(Remove+er)という2つの意味を持たせた名前です!
※化粧品のリムーバーではありません。
一般的に知られている作品で例えると、「感情を持ち人間サイズのロボットが主人公」という点で「鉄腕アトム」が一番近い作品であるように思います♪
しかし、舞台が近未来ということもあり、「鉄腕アトム」よりもリアリティが感じられる作品が『リムーバー・ソウル』となります♪
というのも、「鉄腕アトム」は「アトム」という唯一無二のロボットによる「ヒーロー物」の作品であるのに対し、『リムーバー・ソウル』の主人公「ソウル」は決して唯一無二の存在ではなく、多数存在するロボットの中の「最新鋭機種」の一体でしかないのです。
「ソウル」は、「感情を持つロボット」としては唯一無二の存在ではありますが、決して最強のヒーローではない。
そういった点が、『リムーバー・ソウル』の世界にリアリティを与えているのです!😆🌈
3.『リムーバー・ソウル』の魅力3選!
a)主人公である感情を持つロボット「ソウル」
『リムーバー・ソウル』の魅力は、やはり主人公である感情を持つロボット「ソウル」でしょう!
「ソウル」は、ロボットなのに意外と不器用で、得意・不得意がはっきりしている人間のようなロボット。「何か仕事がしたい」といって仕事をし始めるなど、かなりのワーカーホリックです。そして、いざ仕事を始めると失敗を繰り返し、何度も転職をします!
また、ロボットなのに義理人情に厚く、熱血漢な性格の持ち主!
いざ戦闘となると、その持ち前の性格と戦闘センスで熱い戦いを繰り広げます!
この「ソウル」による戦闘シーンはとても面白く、『リムーバー・ソウル』の見どころの一つです!✨
b)迫りくる強大な敵「スパルトイ」
相対する敵キャラも非常にいい味を出しています。
戦闘特化のロボットを操る4人組「スパルトイ」!!
彼らが持つ戦闘特化のロボットは、最新鋭機種である「ソウル」を持ってしても苦戦をしいられます。
迫りくる強大な敵に対し、「ソウル」は草薙秀というパートナーとタッグを組み、強大な敵である「スパルトイ」との戦いに身を投じていきます!
この「スパルトイ」が、一筋縄では行かない相手であることが、『リムーバー・ソウル』を面白くしています!✨
c)魅力的な挿絵
これらのロボットやキャラクターたちは、原作・イラスト担当の木村先生により完璧に挿絵化がされています!
『リムーバー・ソウル』の挿絵は、特に力が入っていると感じる素晴らしい挿絵なのです!
それもそのはず!この『リムーバー・ソウル』の原案は、挿絵を書いている木村先生なのです!誰かの作品の挿絵を仕事で書くのではなく、自分が思い描いた物語が小説化しているわけなので、挿絵に力が入るのは当然でしょう!!
木村先生の挿絵で、かっこいい戦闘ロボットの姿を思い浮かべながら物語を楽しめるのも、この作品の魅力です!🤩🍀
4.さいごに
『リムーバー・ソウル』は、かなりマイナーな作品です!
ネット上にも情報がほとんどなく、良い評価をしているサイトも少ないように感じます。
しかし、僕にとっては「とても面白かった」という思い出の作品です!
アマゾンなどでも、非常に安く手に入る作品で、全3巻という短い作品でもあるので、ぜひ読んでみて欲しい作品の一つです♪
😄✨🌈