やまびこアンテナ

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「プラネタリアTOKYO」の経営戦略!「星空ラウンジ」3つの利点!

どうも!やまびこです♪😊🍀

 

今日は、『「プラネタリアTOKYO」の経営戦略!「星空ラウンジ」3つの利点!』というタイトルで書きます♪😆✨

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(出典:SankeiBits https://www.sankeibiz.jp/business/news/210121/prl2101211015030-n1.htm

 

1.「プラネタリアTOKYO」の「星空ラウンジ」

先日、有楽町駅の近くにあるプラネタリウム施設、「プラネタリアTOKYO」についての記事を書きました!

yamabiko-a4.hatenablog.com

そのときに知ったのですが、「プラネタリアTOKYO」は実に素敵で上手い経営をしていると感じる企画を行っています。

その企画とは、「星空ラウンジ」という企画です!

 

この「星空ラウンジ」は、昼と夜に1時間ずつ、「プラネタリアTOKYO」にある2つのプラネタリウム室を開放してラウンジとして提供するというもの!

「星空ラウンジ」は、プラネタリアで買ったものの飲食可能・小声でのおしゃれべり可能・フラッシュを使わないのであれば写真撮影も可能なラウンジで、プラネタリウムの短いプログラムを流し続けるのだそうです!

 

入場するには、「当日のプラネタリアのプログラムのチケットを持っている」もしくは「年間1500円の星空パスポートを持っている」ことが必要になります。

 

この「星空ラウンジ」を紹介している動画を見たのですが、動画を見ただけで興味が湧いてきました♪🤩🍀

www.youtube.com

 

2.「星空ラウンジ」の3つの利点!

さて、この「星空ラウンジ」のことを知ったとき、僕はスゴイと感じました!

そう感じたのは、僕の友人で経営者の向山雄治さんが話されていた上手くいく経営の基本通りの企画だと感じたからです!

そこで、「星空ラウンジ」の利点を3つに分けて紹介します♪😆🌈

 

1)新規顧客の開拓とインフラ作り

プラネタリウムをよく見に行く人」というのは、一般的には少数派の趣味だと思います。そのため、新規開拓が必要であり、固定客というインフラを整える必要があります。

それを解決できる可能性を持つと感じたのが、「星空ラウンジ」です!

 

「プラネタリアTOKYO」の広告は、「プラネタリアTOKYO」がある有楽町駅の近くにいくつもあります。その中に「星空ラウンジ」を利用できる星空パスポートを1500円で販売していることを書いた広告もありました!

 

有楽町は東京・京橋・日比谷が近く、新橋の隣駅です。そのためビジネスマンが多くいる場所です。そんな仕事につかれたサラリーマンが、一時の癒やしを求めて星空ラウンジでリラックスしてから帰路につく。

その権利を年間1500円で購入できると考えると、非常に安くお得に感じられます。

 

「星空ラウンジ」は、「プラネタリアTOKYO」の立地を考えた上でプラネタリウム施設を「劇場」から「癒やしの場」・「交流の場」へ転換させて使うという発想なのです!

これが非常に上手い転換だと思いました!

 

有楽町駅を利用する大多数のサラリーマンで「年間1500円なら良いか」と思って「星空パスポート」を購入する人は必ずいると思います!

 

そして、「星空パスポート」が売れるということは「星空ラウンジ」を開催している限り、特に何もしなくても年間1500円の固定収入が入るのと同じです。

年間1500円というと安いように思えますが、100人、1000人が購入するとなると話が変わります。

 

ここで、「星空パスポート」を購入する見込み客はどの程度いるのかを考えてみます。

「星空パスポート」を購入する見込み客となるのは、有楽町駅を職場としているサラリーマンだけでなく、有楽町駅を乗り換えに使う人・定期券で有楽町駅を通過する人も見込み客と考えることができると思います。

有楽町駅は、となりの銀座駅を含めると非常に大きなターミナル駅です。

有楽町駅の路線は、JR京浜東北線・JR山手線・有楽町線都営三田線の4路線。そして、徒歩圏内には東京駅のJR京葉線があります。

銀座駅の路線は、銀座線・丸ノ内線日比谷線の3路線があります。

したがって、有楽町駅は7路線のターミナル駅であり、JR京葉線も含めると8路線のターミナル駅なのです!

この有楽町駅周辺で乗り降りする人は非常に多く、「星空パスポート」を購入する見込み客の総数は十数万人を軽く超えると思います。

 

「プラネタリアTOKYO」はそのことを考えた上で、1日2時間の営業を行うよりも「星空ラウンジ」を開催したほうが費用対効果が高いと判断したのだと思います。

 

向山さんによると、毎月500円のアマゾンプライムのように、小さな売上を多くの人に利用してもらえる環境(インフラ)を作ることが、上手い経営なのだそうです。

そして、この「星空ラウンジ」と「星空パスポート」は、まさにそれを実現する可能性を持つ企画だと思います♪

(出典:プラネタリアTOKYO https://planetarium.konicaminolta.jp/hoshizorapassport/

 

2)プラネタリウム利用者へのサービス

もう一つ言えるのが、「星空ラウンジ」がプラネタリウム利用者へのサービスとして利用できるという点です!

「よく来る固定客」のみではなく、遠方から有楽町へ来てプラネタリウムを楽しんだ方へのプラスアルファとしてのサービスと考えると、プラネタリウムを利用した人が喜ぶ企画だと思います!

なによりも、田舎から東京へ出てきた人にとって、東京は人がとても多いのです!

その人混みにつかれた方が、ホッと一息をつける場所を提供する。

そうなると、「遠方から有楽町へ買い物に来た人が、プラネタリウムを見たあとで休憩に利用する」というのも、十分にありえると思います。

 

3)プラネタリアでの飲食関係の売上アップ

「星空ラウンジ」には、プラネタリアで購入したドリンクなどを持ち込むことができます。それはつまり、「星空ラウンジ」での飲食関係の売上が上がる可能性があるということです!

もちろん、1回で多くの売上が上がるわけではないと思いますが、「星空ラウンジ」目的の顧客が増えるということは、普通にプラネタリウムも見に来る顧客以外の顧客が「プラネタリアTOKYO」を利用することに繋がります。

したがって、飲食関係の販売機会が増えることにつながると思います。

 

このように、「プラネタリアTOKYO」の企画「星空ラウンジ」と「星空パスポート」という仕組みは、普通のプラネタリウムとは違う立地を活かした非常に上手い経営方針だと思います♪

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(出典:ファッションプレス https://www.fashion-press.net/news/gallery/62175/1077013

 

3.さいごに

今回は、「プラネタリアTOKYO」の企画である「星空ラウンジ」について書いてきました♪

考えれば考えるほど、「星空ラウンジ」は非常に良い企画だと感じさせられました。

向山さんもよく話されているのですが、商売の基本は良いサービスを提供して、対価ととしてお金をいただくことなのだそうです。

この「星空ラウンジ」の企画は、まさにそれを体現した企画だと思います!

😄✨🌈