どうも!やまびこです♪
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年末年始に実家に帰った際、実家の部屋の整理をしていて出てきた作品です♪
これは確か、高校生くらいのときに妹が友達から借りてきたことで、その作品を知りました。
そして、あまりの面白さに耐えきれず、ブックオフで当時の最新刊まですべてそろえたのを覚えています!
妹曰く「トラウマの花とゆめ」の作品らしく、心の奥底に傷を持つキャラクターがいます。
カレカノはキャラクターに個性があり、今読んでも非常に面白い作品です!
それぞれの心情やその奥底に抱えている想いが、丁寧に描写されるのがカレカノの特徴で、その中で周りの人達と折り合いをつけ、自分なりの答えを見つけて前に進んでいくというのが、非常に良い点だと思います♪
また、主人公とヒロインの2人だけでなく、他のサブキャラクターの恋愛事情も非常に丁寧に描写され、主人公とヒロインの出番がほとんどない巻なども多くあります。
それによってキャラクターに深みがでるので、その点も良かった点です!
そして個人的には、9話の劇中劇「鋼の雪」がとても好きです!!
9巻をまるまる1冊使っての劇中劇なのですが、その出来がとても良く、1つの短編として見ても非常に出来が良いのです!!
この劇中劇でも、キャラクターの見事な心理描写により、キャラクターたちの苦悩と挫折、そして救いが描かれています。
連載が終了したのは2005年ですが、今読んでも色褪せない面白さがあると感じました!
ちなみに、カレカノは僕にとっても思い出の作品です。
というのも、カレカノを買うためにブックオフに向かった僕は、「ブックオフの少女漫画コーナーに入る壁」と「ブックオフで少女漫画を買う壁」という2つの壁にぶち当たります。
カレカノを買うと一大決心をして2つの壁を乗り越え、カレカノを買うことに成功したのですが・・・。
その買ったカレカノのあとがきに、カレカノを買うために少女漫画コーナーに入った少年の話が書いてありました。
それを読んだとき、非常に微妙な気分になったのを覚えています。
そして、このカレカノの購入をきっかけに、僕は物怖じせずにブックオフの少女漫画コーナーへ足を踏み入れ、女性たちに混じって少女漫画を堂々と立ち読みするという特技を身に着けました。
それ以降、少女漫画を自分で買うことに抵抗がなくなったのを覚えています。
そういった変化があったという点からしても、このカレカノは思い出深い作品です!
非常に面白いので、ぜひ読んでみてください♪