どうも!やまびこです♪
今日は、電撃文庫の小説作品『コールド・ゲヘナ』を紹介します♪
(出典:Amazon https://www.amazon.co.jp/)
1.『コールド・ゲヘナ』とは
『コールド・ゲヘナ』は、三雲岳斗/著・きがわ琳(現:忍青龍)/イラストの小説作品です♪電撃文庫の第5回<銀賞>受賞作品で、当時は<金賞>受賞作品よりも<銀賞>受賞作品の方が一般受けが良かったという時代でした!
<銀賞>受賞作品ということから分かる通り、後に「レベリオン」や「アスラクライン」という名作を排出する三雲岳斗先生の最初の作品が『コールド・ゲヘナ』です♪
個人的には、三雲岳斗先生の作品の中で、この『コールド・ゲヘナ』が一番好きだったりします♪
ちなみに、タイトルの『コールド・ゲヘナ』とは、”Called Gehenna”!
つまり、これはゲヘナ(煉獄)と呼ばれた地での物語です!!("Cold":寒い、ではない!)
ストーリーに関しては、Wikipediaの説明が非常に分かりやすかったので、それをいんようします♪
荒涼たる砂漠の惑星ゲヘナ。そこは人類では到底太刀打ちできない力を持つ魔獣や、天候すら自在に操ると言われる龍族の君臨する世界。人類がそれらに打ち勝つ可能性のある手段はただ一つ、遺伝子書換手術<リライティング>を受けたDJ<デッドリードライブ乗り>の駆る超高速人型兵器デッドリードライブのみであった。
凄腕との評判をとるDJバーンは、砂漠でドラゴンに襲われた空母から謎の少女アイスを救出したことで、世界の覇権をかけて「教団」と戦うことに…。
2.『コールド・ゲヘナ』の魅力!
『コールド・ゲヘナ』の世界では、龍がとてつもなく強いです!
この世界では、魔獣や龍族に対抗できる手段として超高速人形兵器「デッドリードライブ」があります。しかし、龍の一撃をもらってしまえば、「デッドリードライブ」は一撃で破壊されるか大ダメージを受けてしまいます。
さらに、龍とは火を吹くもの!強力な遠距離攻撃と強靭な体を持つ龍との戦いは、「デッドリードライブ」の強みである音速での機動によって攻撃を避けながら、致命的な一撃を当てるしかないのです!
そして、主人公であるバーンは古流武術(ロストアーツ)の使い手!
バーンは、その人並み外れた操縦技術で「デッドリードライブ」を巧みに操り、機体の限界を超えた動きで強力な一撃を叩き込む必殺技「マイスナーブレイク」を武器に、龍や教団との戦いに身を投じることになります!
そう!『コールド・ゲヘナ』の魅力の一つは、この手に汗握る戦闘シーンなのです!
さらに、『コールド・ゲヘナ』は物語自体もとても面白いのです!
1巻こそ物語の前提やストーリーの基盤を作ることに使われた感じではありますが、それが布石となり2巻・3巻と続くにつれて、どんどん面白くなっていきます!様々な困難に直面する中、登場するキャラクターたちは悩み、決断し、成長していきます!
また、世界観も非常に独特で面白く、物語を取り巻く世界が掘り下げられていているため、面白さがアップしているのも特徴です♪
ただ龍や教団という敵と戦って終わり、ではなく、様々なキャラクターの思惑が錯綜する物語構成も、『コールド・ゲヘナ』を面白くしているのです!
3.さいごに
『コールド・ゲヘナ』は、一時アニメ化の話が持ち上がったほどの名作です!
アニメ制作会社の倒産により実現しませんでしたが、もしアニメ化が実現していれば、今頃は「スーパーロボット大戦」にも登場していたのではないかと思います!
もし「スーパーロボット大戦」に登場したのであれば、むちゃくちゃ強化するのに!!
とにかく、『コールド・ゲヘナ』は面白い!
アマゾンなどではとても安く買えるので、ぜひ読んで欲しい作品です!