どうも!やまびこです♪
今日は、『最果てのパラディン』を紹介します♪
(出典:https://www.amazon.co.jp/)
1.『最果てのパラディン』とは
この作品は、小説家になろう発の作品で、書籍化・コミカライズ・アニメ化もされた作品です。
物語は、まさしく古き良きファンタジー作品といった感じです。
世界観としては、「指輪物語」や「ロードス島戦記」といったファンタジー作品と似ていると思います。
また、異世界転生モノの要素がありながらも、それが物語へ与える影響は極小です。
あえて言うのであれば、主人公のウィルが前世での行動を反省し、「一生懸命に生きよう」と決意するという点が、異世界転生モノとしての物語への影響と言って良いと思います。
2.『最果てのパラディン』の魅力
この作品の魅力は、なんと言ってもストーリー性と美しい文章にあると思います。
メラビアンの法則によると、文字情報が人に与える影響は7%だと言われています。
それなのに、文字だけで感動し、泣けるのです!
そしてさらに、コミカライズ版の出来もよく、こちらも泣けます!
しかし残念ながら、アニメは泣けません。作画のクオリティは悪くはなかったのですが、演出面が良くなかったと思います。「最果てのパラディン」のストーリーをなぞるだけで、その魅力を十分に発揮することができていないと感じました。
そのため、オススメはWeb版の小説、書籍化された小説、コミカライズされた漫画の3つです!!
3.『最果てのパラディン』で僕が好きな点
主人公のウィルがカッコ良すぎます!
主人公のウィルは、転生後の育ての親の影響で、世界的に見ても「英雄」と呼ばれるだけの力を身に着けます。
しかし、その精神性は決して強いわけではありません。
彼は普通の人間と同じように、悩み、迷い、決断します。
その葛藤はとても人間的で共感できるとともに、それでも「良いことをしよう」と前向きな決断をするのです。
そこが、とても好きな点の一つです。
そしてもう一つ、決断した後のウィルがかっこよすぎます。
装備を充実させ、決して勝てないと思われる敵へと立ち向かうウィルのカッコよさは、本当に言葉では表現できないほどのカッコよさです。
その中でも一番好きなのは、装備が充実していない街中で不意の遭遇戦が発生するWeb版の第四章<栄華の都の娼女>での一幕です。
ウィルは、神との誓いにより「市民を見殺しにすること」ができません。さらに、ウィルのそばには一緒に街を見て回っていた美女が一人。そんな中で、ウィルは悪魔の大軍勢に襲われるのです。
いくつもの矢や魔法をその身に受けながらも、美女と市民を守り戦うウィル。
そのカッコよさたるや、どんな女性でも惚れてしまうレベルのカッコよさだと思います。
個人的に、このWeb版 第四章のシーンはぜひとも読んでほしいと思う部分です。
残念なのは、書籍版はやや展開が違うため、書籍化されても第四章は今の形にはなりそうもないという点です。
4.さいごに
今日は、『最果てのパラディン』の魅力について書きました。
これはもう、本当に好きな作品で、ぜひとも紹介したいと思っていた小説です。
Web版・書籍版のどちらも、続きが描かれるまで時間がかかりそうな感じですが、それでもうまい感じに話がまとまっており、その物語の面白さは特筆すべきものだと思います。
気になった方も、気にならない方も、そのどちらの方にもオススメしたい小説です。
まずは、無料で読めるWeb版がオススメです♪