どうも!やまびこです♪
今日は、Fate/stay nightの二次創作作品の中でも伝説的な作品!
『Fate in Britain』を紹介します!
1.『Fate in Britain』とは?
この作品は、Fate/stay nightの二次創作作品です。
物語の時間軸は、Fate/stay nightの遠坂凛ルート「Unlimited Blade Works」の続きです。舞台となるのは、その名の通りイギリス!
エンディング後に、主人公の衛宮士郎と遠坂凛、そしてセイバーがイギリスへ渡ってからの話となります。
では、なぜこの作品がFate/stay nightの二次創作の中で伝説的な作品なのかというと、Fate/stay nightが発売された後の最初期に描かれた二次創作作品であり、それでありながら物語のレベルがとてつもなく高いからです。
特に、良い二次創作で必須とも言える作品へのリスペクトが感じられる作風で、Fate/stay nightの主人公の衛宮士郎が物語序盤で行っていた魔術の修行(ヒロインの遠坂凛に無意味だと言われた魔術の修行)に意味を持たせる独自設定を盛り込むなど、原作への愛が感じられる作品です。
この『Fate in Britain』の作者はdainさんという方です。
元々は個人サイトに掲載されていた物語ですが、現在ではFC2ブログに移行していて、現在でも読むことができます。
2.『Fate in Britain』のすごい点
数多くあるFateの二次創作作品の中で、なぜ『Fate in Britain』が伝説的な作品と言えるのか?
実はそれは、物語の出来だけではありません。
というのも、この作品の最初の物語が書かれたのは2004年3月8日。Fate/stay nightの最初のゲームが発売したのが2004年1月30日なので、ゲーム発売からわずか1ヶ月後に書かれた物語なのです!
そんな最初期に書かれた物語であり、書かれてからすでに20年近くが経とうとしている現在においても、物語に登場するキャラクター性や行動原理は矛盾を感じません。
それほどまでに、キャラクターを深く理解して物語が書かれているのです。
そして最も驚愕すべきなのは、『Fate in Britain』に登場するルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト嬢(以降、ルヴィア嬢)のキャラクターの再現度です。
現在、ルヴィア嬢は様々なFate関連のアニメ作品に登場しています。メインキャラの一人として登場した「プリズマ☆イリヤ」や「ロード・エルメロイII世の事件簿」。「Fate/stay night Unlimited Blade Works」のエンディングでも、遠坂凛と激戦を繰り広げる等、そのキャラクター性は広く知られています。
しかし、Fate/stay nightが発売した当時、ルヴィア嬢はFate本編にセリフ一言程度しか登場していませんでした。
それほどに情報が少ない中、この『Fate in Britain』のルヴィア嬢は、現在メディアに登場しているルヴィア嬢と全く変わらないキャラクターなのです!
僕が読んでいる限り、一切の矛盾を感じません。
これは僕の私見ですが、この『Fate in Britain』は非常に有名な作品なため、Fateの原作者の奈須きのこ先生もこの『Fate in Britain』を読んでいて、そこからルヴィア嬢のキャラクターを固めたのではないか、とも思っています。
これは完全に僕の私見なので、実際にどうなのかは不明ですが、それほどまでに『Fate in Britain』のルヴィア嬢のキャラクター性は真に迫っていると思っていただけるとありがたいです。
このように、キャラクターひとりをとっても原作への愛を感じる最高の二次創作作品が『Fate in Britain』なのです。
3.さいごに
今回は、『Fate in Britain』を紹介しました。
本当に面白い作品で、驚愕してしまうほどに素晴らしい出来の二次創作作品なので、Fate/stay nightを好きな方はぜひとも読んでほしい作品です。
Fateシリーズは現在も多くの作品が登場しているため、『Fate in Britain』とは基本的な設定が違う部分もありますが、そういった点は目をつぶってでも読んだほうがよい作品だと思います♪
もっと世に知られてもよいと思う二次創作作品。
それが、『Fate in Britain』なのです!