どうも!やまびこです♪
今日は、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』を紹介します♪
(出典:https://www.amazon.co.jp/)
1.『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』とは?
この作品は、後に『私の男』で直木賞を受賞した小説家 桜庭一樹先生のライトノベル作品です。
富士見ミステリー文庫というレーベル上「ライトノベル」に分類される作品ですが、非常に重い雰囲気の小説で、1冊で完結している作品です。
2004年に初版された後、2006年度の「このライトノベルがすごい!」で3位となり、桜庭一樹先生が一般文芸で注目されるきっかけを作りました。
2.『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の魅力!
この作品の魅力は、全体的に漂う鬱屈とした空気感、そして自分で人生を決めることができない「子供という立場が持つ制約」へのもどかしさを感じる点です。
今で言う、いわゆる「鬱展開」というものですが、「とにかく心へ与える衝撃が大きい物語」であるというのが、この作品の売りだと思います。
異世界転生系やラブコメが席巻している現在のライトノベルとは全然雰囲気が違う作品なので、今の風潮とは別の雰囲気の作品を楽しみたい方や純文学が好きな方にオススメな作品です。
3.さいごに
『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』は、読了時の衝撃が非常に大きい小説作品です。
ライトノベル作者の桜庭一樹先生が直木賞を受賞する流れを作った作品だと思うので、純文学が好きな方にオススメな作品です。
気になった方は、ぜひ読んでみてください♪