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国内初の商業ベースの大型風力発電所「能代港洋上風力発電所」運転開始に伴う考察

どうも!やまびこです♪

 

今日は、『国内初の商業ベースの大型風力発電所能代港洋上風力発電所」運転開始に伴う考察』を紹介します♪

秋田洋上風力発電株式会社

(出典:https://aow.co.jp/jp/

aow.co.jp

1.国内初の商業ベースの大型風力発電所能代港洋上風力発電所」運転開始!

先日2022年12月22日、ついに国内初の商業ベースの大型風力発電所となる「能代港洋上風力発電所」が運転を開始しました。

この発電所秋田県日本海側)の洋上に作られた風力発電所です。

着床式というタイプの風力発電所で、海の下にある地面に大型の杭を打ち込み、その上に風車を建てるという形で作られています。

 

この風力発電所は、風車1基が非常に大きいのが特徴です!

風車1基の大きさは、なんと40階建てにビルに相当する150m!!

新宿の高層ビル群は基本的に200m前後のものが多いことを考えると、その4分の3くらいの大きさとなります。

つまりこれは、新宿の高層ビル郡に混じって建っていたとしても違和感がないほどの大きさといえるのです!

 

この能代港洋上風力発電所の風車は合計33基。発電容量の合計は14万キロワット。一般家庭13万世帯分に相当する電力を20年にわたって東北電力へ売電することが決まっているそうです!

 

2.現状の風力発電の状況

最近、風力発電所の建設は計画倒れのところが多かった印象があります。

そのため、風力発電関連で久しぶりに前向きなニュースを見たというのが、最初に感じた印象です。

しかし、同時にこのニュースを見て思ったのは、「一般的な経営者や投資家であればこのニュースをどう見るのか」という点が気になりました。

というのも、僕の友人で経営者の向山雄治さんが経営者の視点で世の中の物事を見る方で、その視点が非常に面白いからです。

 

3.ニュースの意図を読み解く!

まず見るべきなのは、このニュースの発信者がどのような意図でニュースを流しているかだと思います。

これは向山さんがよく話をされることなのですが、情報は発信者が一番有利になるような情報を流すのだそうです。

このことから考えると、まずこの「能代港洋上風力発電所」のスポンサーに利益があると思います。

能代港洋上風力発電所が正式に開業したことにより、発電が開始し、商業的に運用が開始したということは、風力発電にかかった資金回収が開始されたことを意味します。

そのため、そのスポンサーとなった企業は株価があがると思います。

 

そんな中、僕が注目したのは、洋上風力発電の風車を作った作業船の存在です。

先日、洋上風力発電所の風車を建設する際に使われる作業船の計画があることを記事にしました。

今回、風力発電所の風車を作ったのはイギリスの作業船です。

そう考えると、これから国内で風力発電所を建造できる船を建造することは、非常に利益になると思います。

こういった作業船は、風車の建設だけでなく、風車のメンテナンスでも使用できるからです。

定期的に収益があがることが決まっていると考えると、作業船をつくる企業の株価も上がると思いました。また、その船を購入する企業も市場から良い反応があるのではないかと思います。

今後、どうなっていくのかが非常に期待です♪

yamabiko-a4.hatenablog.com

 

4.さいごに

今回は、国内初の商業ベースの大型風力発電所となる「能代港洋上風力発電所」について書きました♪

この風力発電所の収益状況は、今後の日本の風力発電がどうなっていくのかを決める一つの指標になると思います。

そういった点で、この風力発電所の開業は非常に大きな転機となるのではないかと思います。

日本の風力発電がどうなっていくのか、今後しっかり見極めようと思います♪