どうも!やまびこです♪
先日、祖母の法事に行った際に気がついたことについて書きました。
その際、祖母の葬儀で気がついたことがあったことを思い出したので、今回はそのことについて書きます♪
タイトルは、『意外な意味がある「引導を渡す」という言葉の使い方』です♪
1.「引導を渡す」という言葉の普段の使い方
「引導を渡す」という言葉は、一度は聞いたことがある言葉だと思います。
小説や漫画をよく読む僕も、これまで何度も聞いたことがある言葉です。
主に、仇敵を前にした人物が「キサマに引導を渡してやる!」といった形で使う言葉だと僕自身思っていました。
ただ、「引導を渡す」という言葉は、普通に生活をしていて使う言葉ではありません。
しかし、以前行った祖母の葬儀で、「引導を渡す」という言葉を実際に聞くことになりました。
2.実際に聞いた「引導を渡す」という言葉
「引導を渡す」という言葉を口にしたのは、お寺の住職の方でした。
その方は、母に「今日は、しっかりと引導をお渡しします」と、はっきりと告げられました。
その言葉を聞いたとき、本当にびっくりしました。
「引導を渡す」とは、こんな使い方をするのか!という思いと、住職の方の決意と確信に満ちた言葉がズシンと心を震わせたように感じました。
調べてみたところ、仏教において「引導」とは以下のような意味があるそうです。
故人を極楽へ導く引導
引導は、葬儀の際におこなわれる儀式です。導師が法語や偈頌を唱え、亡くなった人が仏の世界へ行けるよう導きます。
「引導を渡す」という言葉は、意外と良い意味だったのだという気づきを得た瞬間でした。
3.さいごに
今回は、「引導を渡す」という言葉の意外な使い方について書きました。
この言葉は、様々なメディアが発展する中で、本来とは違う使い方がなされ広まったことにより、本来の使い方を耳にすることが減った言葉なのだと思います。
こういった言葉の意味を知ると、日本語って面白いと感じます♪
ちょくちょく、普段とは違う使い方をする言葉に気がついたら、ちょくちょく書いていこうかと思います♪