どうも！やまびこです♪
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今日は、アニメ『虚構推理』について書きます♪
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推理小説家というだけあって、見事な伏線と説得力のある理論構築が得意な作家さんです！ もともと、僕自身が城平京先生の作品が大好きで、この『虚構推理』には非常に興味を持っていました♪
(出典：虚構推理 公式Twitter https://twitter.com/kyokou_suiri）
さて、この『虚構推理』！！
一言で言えば「面白すぎる」！！！
その面白さの理由を３つ選んだので、それについて書いていきます！
１．作者自身の強みを活かす最高の舞台設定
多くの作品が乱立する中、城平京先生の強みは作者自身の強みを活かす「最高の舞台設定」を構築できることにあると思います！ 『虚構推理』は、まさにその力が最大限発揮されています！
『虚構推理』の名の通り、物語では多種多様は「推理」が出てきます！ それらの「推理」は、一般的な現実社会においては「否定」されるものかもしれず、「そんなのありえない！」と思われる推理かもしれません。 しかし、それらは「作者が作り上げた現実的ではない世界設定」によって超越されてしまします！
その上で、観客である僕達に「推理をしてく面白さ」を伝える様はまさに圧巻の一言！！
『虚構推理』は、パット見では「妖怪モノ」な物語でありながら、それらをすべて舞台装置として機能させて、「推理モノ」の面白さを伝えまくる作品となっているのです！
(出典：虚構推理 公式Twitter https://twitter.com/kyokou_suiri）
２．魅力的なキャラクターと推理小説モノの王道を行く最高のキャラクター設定
「流行る作品」において、「魅力的なキャラクター」がいることは必須条件となります！ その上で、そのキャラクターが「舞台を活かす」ものであればより良い作品となるのは明白です！
『虚構推理』は「推理モノ」としての王道を行くキャラクター設定がなされており、それらが完璧に機能しています！
コナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズ」に例えます！
探偵役（シャーロック・ホームズ）：主人公「岩永琴子」
相棒役（ジョン・H・ワトスン）：「桜川九郎」「弓原紗季」
敵役（モリアーティ教授）：「桜川六花」
『虚構推理』の面白いところは、主人公と共に謎と敵役に立ち向かう相棒として「桜川九郎」を配置し、推理を聞く僕達観客の立場としての相方として一般人の「弓原紗季」を配置していることです！
一般人の視点で動く「弓原紗季」の思考は僕達観客に受け入れられやすい。
そして、探偵役「岩永琴子」と相棒役「桜川九郎」が共にそれぞれの舞台で戦いながら、姿を見せぬ強大な敵役たる「桜川六花」と対峙します！ 二人の必死で戦うのですが、敵役「桜川六花」はそれらを何度もあしらい、覆す。その様が敵役「桜川六花」の強大さと厄介さを浮き彫りにし、強い存在感を与えています！（それはもう、「モリアーティ教授」のように！！）
「推理小説もの」の王道を最大限活かし、その上でオリジナリティを加えているのが、『虚構推理』なのです！！
(出典：虚構推理 公式Twitter https://twitter.com/kyokou_suiri）
３．見事な伏線の張り方
『虚構推理』は、城平京先生の十八番たる伏線回収も絶好調です！
全１２話のうち殆どをしめる「鋼人七瀬（こうじんななせ）編」だけでなく、物語全体としていくつもの伏線が張られています！ それらの伏線を回収しながら進む物語は非非常に面白い！ そして、その伏線によって「前提づくり」が完了させたからこそ、主人公「岩永琴子」が「想像力あふれる推理ができる理由」に説得力が生まれ、僕達観客が主人公の推理に集中できる環境を整えることができているのです！
(出典：虚構推理 公式Twitter https://twitter.com/kyokou_suiri）
●さいごに
久しぶりに城平京先生の作品に触れたので、つい記事を書く手に気合が入ってしまいました♪ 以前であれば、ここまでの解説を書くことはできなかったでしょう。しかし、友人の経営者の向山雄治さんから、前提条件や背景を知ることを大切さなどを学んでいたおかげで、以前よりも明確に城平京先生の作品の良さを理解できたように思います♪
とにかく、この『虚構推理』はとてつもなく面白い作品です！
ぜひ見てみてください！
