どうも!やまびこです♪
今日は、『イケアやセレクトショップWaltzの戦略から見た店舗の休憩スペースの価値』というタイトルで書きます♪
1.イケアのフード事業の戦略
先日、原宿のイケアに行きました。
原宿のイケアは、広いカフェテリアスペースがある大型店です。
この原宿のイケアには何度も行ったことがあるため、「イケアというお店は、スイーツのテイクアウトやカフェテリアスペースのある家具」というイメージで、「なぜそのような店内なのか」を考えたことはありませんでした。
しかし、以下の記事を読んだことで、イケアのフード事業の戦略を知ることができました。
この記事によると、イケア1号店のオープン翌年にはすでにスウェーデンレストランを店内に設けたと書いてあります。
「おなかがすくと、お客が帰ってしまう」という経験をしたイケアの創業者イングヴァル・カンプラード。
その解決策として考えらたのが、イケアのフード事業の始まりなのだそうです。
また、このフード事業は、お腹が空いたのでイケアに行くという選択肢も生んでいます。
というのも、僕が最初に原宿のイケアに行ったのは、お腹が空いていた際にシナモンロールをテイクアウトで食べようと思ったからです。
このように、小売店の中に食事ができる食事ができる場所や休憩スペースを設けることは、売上アップにつながる一手なのだと思います。
2.セレクトショップWaltzの休憩スペースの意図
イケアほどの大型店ではないものの、僕の友人の経営者 向山雄治さんが経営するセレクトショップWaltzも、コーヒーが飲める休憩スペースがあります。
このセレクトショップWaltzは、オーガニックやエシカルの商品を扱っている小売店で、もともと休憩スペースはありませんでした。
しかし向山さんは、イケアの創業者イングヴァル・カンプラードと同じように、店内で休憩できるスペースがあると良いと考え、そのスペースを作られたのです。
その休憩スペースには机と椅子があるため、コーヒーを飲んだり、オーガニックの青汁の試飲ができたりします。
また、店内にはマイミズのサーバーが置いてあるため、タンブラーや空の容器を持っていれば、無料で水を補充することもできます。
このように、小売店の中に飲食や休憩ができるスペースがあることは、店舗の売上を上げていく際の効果的な一手になるのだと思います。
向山さんは、様々な事柄から学んでものごとを取り入れるため、この休憩スペースもそういった学びから得たアイディアなのかもしれません。
3.「人とのつながり」ができる休憩スペース
また、この休憩スペースは、売上という面だけでなく、人への価値の提供や人とのつながりを意識したものであるのではとも考えています。
というのも、向山さんは人とのご縁をとても大切にされる方だからです。
向山さん自身、人とのコミュニケーションをとても楽しんでいて、常々人と関わることが面白いと話されています。
そのことは、向山さんの経歴を取り上げたHUMAN STORYや、向山さんの会社である株式会社RNSの事業内容を説明しているHISTORYの動画を見ると、よく分かります。
実際に、僕はセレクトショップWaltzで休憩をしつつ、店員さんと話をしながら買い物を楽しむことができました。
そのときに店員さんとお話をしたことで、オーガニックの商品を使う価値やエシカルの大切さなどの知ることができたのです。
これはあくまでも一例ですが、このようにお客と店員がふれあうことで、新たな価値を伝えることができるのです。
そう考えると、セレクトショップWaltzの休憩スペースは、非常に良い点が多い仕組みだと思います。
4.さいごに
今回はイケアのフード事業についてと、小売店に食事や休憩ができる場所を設ける利点について考えました。
こうして考えてみると、今回紹介したイエアやセレクトショップWaltzだけでなく、普段の日常で使っている小売店にも、まだまだ知らない様々な意図が隠されているのだと考えるようになりました。
今後、小売店に行った際には、どういった意図でお店作りをしているのかを考えてみるようにします♪