どうも!やまびこです♪
今日は、『温室効果ガス削減の布石となるか!?現代に蘇った帆船の系譜「松風丸」』というタイトルで書きます♪
(出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000092744.html)
1.現代に蘇った帆船の系譜「松風丸」
先日、ニュースサイトを見ていたとき、三井商船と東北電力が作った石炭輸送船「松風丸(しょうふうまる)」の話題を発見しました。
この「松風丸」は、世界初のウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)搭載の石炭輸送船です。
つまり、現代の帆船なのです!!
現在、様々な場面で温室効果ガス削減の機運が高まっていますが、まさか帆船が復活するとは想像もしていませんでした!
しかも、この「松風丸」は全長約235m、全幅約43mという巨大船で、取り付けられている帆の高さは約53mにも及びます!
その大きさは、「松風丸」を紹介している以下の動画を見れば分かっていただけるかと思います♪
そして、この「松風丸」は日本と北米間を航行する間で、約8%の燃料を節約できる計算なのだそうです!
この「松風丸」はウインドチャレンジャー搭載1号船ということなので、今後このような帆をつけた船が増えていく可能性があります。
2.繰り返す歴史 ~帆船の歴史と商店の歴史~
帆船の歴史をざっと調べてみました。
すると、帆船が商業輸送に使われた最後の年が1939年であることが分かりました。
最後に帆船が使われてから2022年で83年。
ついに新たなる帆船の系譜が世の中に登場したというのは非常に面白く感じます。
しかし、こういった昔利用されていたものが復古するということは歴史上では珍しくないのだそうです。
僕は、友人の経営者向山雄治さんから店舗における歴史についての話をお聞きしたことがあります。
もともと、江戸時代などは個人の商店が一般的でした。しかしその後、街の中心部にデパートが登場します。そして、その後には郊外にショッピングモールが登場することとなりました。
では、現在はどうなっているかと言うと、インターネットショッピング等の普及により、再度個人の商店が増えてきているのだそうです。
向山さんから聞いた商店の歴史を考えると、経緯こそ違えど、現代に帆船が蘇ったのは一つの必然なのかもしれないと思ってしまいました。
現代に蘇った帆船「松風丸」がどのような活躍をしていくのか、今後に期待したいと思います。
3.さいごに
今回は、三井商船が運用を開始した現代の帆船「松風丸」について書きました。
83年の時を経て、現代に帆船が蘇ったというのは非常にロマンを感じます。
未だに化石燃料が主な動力源であったとしても、実用的な商業利用される帆船が登場したというのは、今後に大きな影響があるのではないかと思います。
最終的に、動力を積まない船ができるとは思いませんが、今回建造された「松風丸」のデータを元に、より高効率な帆船が登場するかもしれない!
そんな期待を持って、「松風丸」の今後に期待したいと思います♪