やまびこアンテナ

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タイトルも内容も面白い、現代人が転移する大河小説!『項羽と劉邦、あと田中』

どうも!やまびこです♪

 

今日は、項羽と劉邦、あと田中』という作品を紹介します♪

項羽と劉邦、あと田中 (PASH! ブックス) | 古寺谷 雉, 獅子猿 |本 | 通販 | Amazon

(出典:https://www.amazon.co.jp/

 

項羽と劉邦、あと田中

https://ncode.syosetu.com/n0979ew/

 

pash-up.jp

 

1.『項羽と劉邦、あと田中』とは?

この作品は、小説家になろう発の作品で、書籍化・コミカライズもされている作品です。

ジャンルは、過去の中国へ転移するというタイプの異世界転移モノの変化版のようなジャンルです。

タイトルに「項羽と劉邦」とあるように、秦の始皇帝が中国を統一した後の時代に、日本のサラリーマンの田中さんが転移するというストーリーです。

 

ちなみにこの作品、タイトルが秀逸ということで、「日本タイトルだけ表彰 第12回」の受賞作品だったりします。

www.sinkan.jp

 

2.『項羽と劉邦、あと田中』の魅力!

この作品の魅力は、主人公の田中さんが大きな時代の流れに翻弄されながらも、心強い仲間と共に居場所を作るために奮闘する点にあります。

 

この作品は、異世界転移した田中さんが持っていた「田中」という精巧な印鑑を見た人に、秦によって滅ぼされた斉という国の王族「田氏」の一族だと勘違いされ、「田中(でんちゅう)」として親族の一人として迎え入れらるところから始まります。

 

そこで、主人公は心強い味方となる「田横」という人物と出会います。

この田横さん、めちゃくちゃカッコいい!

そしてこの田横を含む仲間たちと、自分の居場所を作るために国を起こすために旗揚げし、勢力を拡大させていくのです。

 

「画期的な知略で他の勢力を圧倒する」といった展開はなく、着実に、地道に力をつけていく話になるので派手さはありませんが、その分リアリティを感じる話になっています。

 

さらに、ヒロインの蒙林さんが可愛いのもポイントです♪

その魅力については読んでみてのお楽しみです!

 

3.さいごに

項羽と劉邦、あと田中』は、歴史の流れに翻弄されつつも、自分の居場所を作るために努力し続ける、現代からの転移者田中さんの物語です。

設定が面白いのに加えて、キャラクターも魅力的です!

タイトルに惹かれた方や、歴史ものが好きな方に、特にオススメしたい作品です♪