どうも!やまびこです♪
今日は、萩岩睦美先生による漫画作品『悪魔という名の天使』を紹介します♪
(出典:https://www.amazon.co.jp/)
1.『悪魔という名の天使』とは?
この作品は、1988年初版のりぼんコミックスの作品です。
現在のりぼんは、子供向けの作品が非常に多いですが、この頃のりぼん作品は今の大人が読んでも十分に面白い作品がいくつもあります。
そして、この『悪魔という名の天使』も大人が読んでも面白い作品の一つです。
作者の萩岩睦美先生は、りぼんの人気作家だった方で、この作品はその実力が発揮されている作品だと思います。
2.『悪魔という名の天使』の魅力!
この作品の魅力は、ちょっとしたギャグ漫画的な表現がありつつも、非常に味わい深い物語となっている点です。
笑えるし、楽しいし、ちょっと切ない。
そんな物語が展開されるのが、この『悪魔という名の天使』です。
物語は、おちこぼれ天使のデビルが死ななくてもいい魂を天界へ連れてきてしまい、その罰として”よいこ天使”となるために下界で3人の人を幸せにすることを命じられるところから始まります。
全3話でありながらも、デビルが物語の中でしっかりと成長していくさまは非常に素敵だと思います。
そして、最後についている短編『くじら・舞踏会』も非常に面白いです。
物語は、かっこいい宇宙パイロットになることを夢見る少年マークが、不慮の事故で海に落ちてしまい、気がつくと空を飛ぶくじらのお腹の中にいた、というところから始まる不思議な物語です。
特に現在の大人に読んでほしい作品で、忘れている子供の頃に思い描いたことや人を大切にすることを学べる素敵な物語になっています。
僕的には、子供の頃は『悪魔という名の天使』の方が好きでしたが、今では『くじら・舞踏会』の方が好きです。
3.さいごに
『悪魔という名の天使』は、非常に面白い作品です。
今の世の中のトレンドとは違う物語であるため、古い作品でありながらも新鮮さを感じる方もいると思います。
笑えて、楽しく、ちょっと切ない物語を読みたい方に特にオススメ!
そして、「大人になったな」と思ったことがある人には、さらにオススメの作品です。