どうも!やまびこです♪
今日は、『カーボンゼロで製造されるお酒を作った老舗の酒造「神戸酒心館」のチャレンジがすごい!』というタイトルで書きます♪
(出典:https://smbiz.asahi.com/article/14740241)
1.カーボンゼロで作られるお酒
先日、久しぶりに「ナナメ読みSDGs」を読んだところ、また新しい製品が紹介されていました。
その中で気になったのは、日本酒を作る工程においてカーボンゼロ(二酸化炭素排出量が実質ゼロ)の日本酒「福寿 純米酒 エコゼロ」です。
どうやら、日本酒製造における様々な工程で発生するエネルギーを抑制し、環境負荷低減を実施した結果作られたお酒なのだそうです。
僕はこのニュースを見るまで、SDGsに貢献する製品というのは廃材の再活用やオーガニック製品など、直接的にSDGsに関わる製品だけをイメージしていました。
そのため、二酸化炭素排出量を減らすという案は、思いつきもしませんでした。
二酸化炭素排出量がゼロとなるというのは、非常に面白い試みだと思います。
2.カーボンゼロのお酒を作った「神戸酒心館」のチャレンジ!
さてさて、カーボンゼロのお酒について調べていたところ、そのお酒を作り出した「神戸酒心館」の社長である安福武之助さんのインタビュー記事を見つけました。
この記事には、日本の老舗の酒造「神戸酒心館」が海外市場へ打って出るための武器として、「カーボンゼロ」のお酒を作り出したことがかかれていました。
この記事の中で何よりも驚いたのは、安福武之助さんが家族経営の酒造「神戸酒心館」の13代目の社長であったことです。
僕の友人で経営者の向山雄治さんもよく話をされるのですが、家族経営の会社がながく繁栄することは非常にまれなのだそうです。
それが13代も続くというのは、非常にすごいことだと思います。
そして、この「神戸酒心館」が13代のも渡って繁栄し続けている理由を一つ思いつきました。
それは、新しい試みで時代へと適応するために行う「チャレンジ精神」です!
「神戸酒心館」は、カーボンゼロのお酒を作り出すだけではなく、これまで行われてきたベテランの酒造りの技を数値化し、工程をデータで管理することでお酒の安定供給を行えるようにしたのだそうです。
これまでの酒造りとは全く違ったやりかたでも、大胆に導入して変革させていくのは、とても大きな力が必要だったと思います。
向山さんによると、経営を行う上でその会社の文化が非常に大切なのだそうです。
例えばですが、酒造りでの専門的な技術を持つ人がお酒づくりのノウハウを提供しないという可能性も十分にあったことだと思います。
しかし実際にはそういったことはなく、自分の技術を提供し、さらなるチャレンジを良しとする文化があったのだと思います。
今後の未来を考えてチャレンジをする力。
それこそ代々継承してきた「神戸酒心館」の社長としての力なのだと思います。
(出典:https://smbiz.asahi.com/article/14740241)
3.さいごに
今回は、カーボンゼロのお酒を作り出した「神戸酒心館」について書きました。
老舗の酒造ということで、昔ながらのお酒づくりをしているかと思いきや、実際にはかなりハイテクな設備を導入していることが分かりました。
そして、カーボンゼロのお酒を作り出したのは、今後の海外進出を見据えているというチャレンジ精神と、そのチャレンジを良しとする会社全体の文化があったからだと感じました。
「神戸酒心館」がこれからどんなチャレンジをしていくのか、非常に楽しみです♪