どうも!やまびこです♪
今日は、小説家になろうで連載されている小説『水属性の魔法使い』の紹介をします。
(出典:TOブックスオンラインストア https://tobooks.shop-pro.jp/?pid=165729888)
1.『水属性の魔法使い』とは?
『水属性の魔法使い』は、「小説家になろう」にて連載されているWeb小説です。
現在は、TOブックスから書籍版が発行されており、コミカライズもされている作品です。
最近のライトノベルとしては珍しい、非常にシンプルなタイトル。
そのため、タイトルだけではその本の物語の内容を推察することはできません。
そして、実際に読んでみた感想なのですが、これがまた中々に面白いのです!
2.『水属性の魔法使い』のあらすじと魅力
ストーリーを簡単に説明します。
主人公は異世界転生をした水属性の魔法使いのリョウ。
彼は人がいない辺境の土地で異世界での生活を始めることになるのですが、B級冒険者アベルとの出会いにより、街を目指すことになります。
この物語の面白いところは、主人公リョウが異世界モノのテンプレを外してくるところにあります。
水の精霊王に水魔法ではなく剣を習う。ダンジョンから魔物が大量発生をしたときには、その騒ぎに気づかずにずっと図書館で過ごす。
その他、リョウは数々のテンプレ外しをしていきます。
さらに、相方であるアベルとの会話が面白いのもポイントです。
リョウとアベルのコンビの相性がとても良く、ただ旅をしているだけだったり、街でご飯を食べているだけのシーンでも、二人の会話が面白いので何気ないシーンでも楽しめます。
また、異世界からの転生者であるリョウの知識が深いのもポイントです。
博識なリョウが元の世界の話をすることで、僕たち自身が自分の世界のことを学ぶ機会になるという面白い構図となる場面もありました。
異世界モノで有りながらも、自分の知らない物事を学ぶキッカケとなる、良い小説だと思います。
そして、もう一つ。
物語全体が明るめであるのも良い点と言えます。
リョウやリョウの仲間たちは、苦境に立たされることはあれど、致命的な何かが発生することはありません。
そういったこともあり、異世界ファンタジーの軽いコメディものとして、安心して読みすすめることができる作品だと思います。
3.さいごに
『水属性の魔法使い』は、最初はタイトルで敬遠していた作品です。
名前があまりにシンプルすぎたため、「水属性の魔法使いが異世界で無双するタイプの物語ではないか」と思っていたからです。
しかし、実際にはそうではなく、テンプレ外しをしたギャグや仲間たちのと会話が面白い作品でした。
主人公のリョウが、努力でより強くなっていくという描写も非常によく、好感が持てるものでした。
タイトルで敬遠している人がいれば、ぜひとも読んでみてほしい作品です♪