どうも!やまびこです♪
今日は、『雪花の虎』を紹介します♪
(出典:https://www.amazon.co.jp/)
1.『雪花の虎』とは?
この作品は、東村アキコ先生による歴史漫画作品です。
雑誌を変えながら2015年~2020年まで連載され、完結しています。
この作品の特徴は、「上杉謙信が女性だったら?」という前提で書かれており、内容も非常に面白いものとなっています。
実は、実際に「上杉謙信女性説」というものが世の中には存在しています。
僕自身が調べてみたところ、「女性だった」という可能性を示す証拠もあり、「男性だった」という可能性を示す証拠もあるため、実際に上杉謙信が男性だったのか女性だったのかは不明です。
しかし、この作品のなかでは、何度も「上杉謙信が女性だったら?」という前提を共有しながら物語が進むため、「上杉謙信は男性だ!」と思っている人にも読みやすく書かれています。
2.『雪花の虎』の魅力!
この作品は、可能な限り史実に基づきながら話が進んでいき、同時に歴史好きな人と歴史が苦手な人、どちらも楽しめる工夫がされている点が魅力です。
というのも、歴史上の難しい話が入る際、必ず漫画のコマが上下に分かれ、難しい話をするコマの流れと、簡単な話をする流れの2つを作っているのです。
これによって、難しい話が苦手な方は、簡単な話をする方のコマで漫画を読みすすめることができるように設計されているのです。
さらに、作者が女性ということで、女性ならではの観点や視点で物語が描かれているのもポイントです。
作者自身が現地へ取材へ行き、本当の上杉謙信の肖像画と思われる絵を見て、上杉謙信が女性であると確信した上で書いているのもポイントです!
作者本人が上杉謙信を女性だと思って漫画を書くことで、その確信が伝わってくる作品となっています。
3.さいごに
「上杉謙信が女性だったら?」という前提で書かれており、作者自身が「上杉謙信は女性だった」と思って書いていることもあって、作者の確信が伝わってくる作品となっています。
物語としても、史実に基づいて書かれていながらも、作者独自の解釈で書かれている点もあり、非常に面白い作品となっています。
気になった方は、ぜひ読んでみてほしい作品です♪
3.さいごに