どうも!やまびこです♪
今日は、『1920年から予言されていたAIの発展と、今まさに必要とされる力』というタイトルで書きます♪
1.「ロボット」という言葉は戯曲から産まれた!
「ロボット」という言葉が産まれたのは、戯曲(演劇の台本)だった。
そのことを知る人は少ないのではないかと思います。
「ロボット」という言葉を創造したのは、チェコの作家カレル・チャペックです。
1920年に発表された戯曲「R.U.R」にて、初めて「ロボット」という言葉が使われたのです。
その戯曲「R.U.R」では、ロボットは「人間より安価かつ効率的に労働を行える画期的な商品」として登場します。
そして、「心を持つロボット」の登場によってロボットは人間に対して反乱を起こします。
すべての労働をロボットに任せていた人間はロボットに敗北し、ロボットたちが世界を征することにになるのです。
「人間より安価かつ効率的に労働を行える画期的な商品」としてロボット。
そして、心はなくとも、自ら思考する「人工知能(AI)」。
それらの登場を予言した、画期的なSF作品です。
2.戯曲でも現実でも、AIの発展は人の仕事を奪う
現代において、AIの発展は著しいものがあります。
戯曲「R.U.R」の中の人間は、ロボットにすべての労働を任せて自堕落な生活をおくることになりますが、現実ではそうはいきません。
人は働いて賃金を稼がなければ生きていけないのです。
人は働かなくては生きていけないのに、AIに仕事を奪われ、別の仕事を探さなければならない。
それが現在起きていて、今後もさらに拡大していくと考えられる事象なのです。
3.インフラが整ったとき、AIは爆発的に普及する
人工知能(AI)の普及により、なくなってしまうと言われる職業は多岐にわたります。
下記の記事のように、AIの普及によって無くなるとされる仕事は、すでに提示されているのです。
そして、AIの普及による変化は、時が来れば一気に進行していくと思われます。
そう考える理由は、インフラ整備を伴うシステムを作り上げるためには大きな時間がかかるからです。
このインフラ整備については、水道で考えると分かりやすいかと思います。
水道を街へ行き渡させようとした場合、その範囲が広ければ広いほど、水道管を引く手間がかかります。それは、工事を行う手間もそうですが、その土地を持つ人の利権問題や、水の品質を保つための法整備なども必要です。
また、一度インフラを作ったとしても、常にそのインフラに問題が発生しないかをチェックし、問題が発生した場合はすぐに修復をする必要があります。
そういった諸々の整備ができて、初めて「インフラ整備が完了した」と言えるのです。
AIにおいても、それは同じだと思います。
現在は、AIを活用したソフトウェアやシステムなどが続々と発表されている段階で、この流れはさらに加速しています。
そうして、AIを使ったインフラが次々に開発され、そしてそれらが繋がったとき、一気に世の中へ普及していくのだと思います。
4.すべての人に関係があるAIの発展と「本質を見抜く力」の大切さ
AIの発展によって起きる変化は人々が働く場に影響を及ぼすため、多くの人に影響がある事象と言えます。
すでに、レジ打ちやデータ入力などを行うパートタイムで仕事をしていた人の職は、自動レジの登場によって、大きく減少しています。
「世の中の動きを知り、学ぶこと」
それは、自分の生き方を決める上でとても大切です。
その際に特に大切なるのが、「物事の本質を見抜く力」です。
僕の友人で経営者の向山雄治さんは、その「物事の本質を見抜く力」に長けた経営者です。
向山さんは、もともと通信技術のエンジニアだったところから経営者を目指し、株式会社RNSという会社を創業した経営者です。
そのためか、デジタルトランスフォーメーション(DX)や、AIやIoTの発展について非常に詳しい方です。
その向山さんは、何年も前から「AIの発展によって今後なくなっていく職業」について話をされていました。
当時は、「本当にそうなるのだろうか?」と考えていたのですが、実際に様々な変化が身の回りで起き始めたのです。
それだけであれば、「自分の仕事には関係がない」と思ったかもしれません。
しかし、数年前から僕が今行っている仕事のノウハウについての調査が入り、自動化を進めるプロジェクトが進行し始めたのです。
そして、1年ほど前から、その試作品とも言えるシステムで新たな仕事が開始しています。
今はまだ仕事が完全に奪われる程ではなくとも、AIの発展による仕事の変化は確実に起きていて、すべての人に関係があることなのです。
「AIの発展によって奪われる仕事は、主に単純作業を行う仕事である」
そして、そのことを理解して行動を早めに変えることこそ、今必要なことなのだと思います。
5.さいごに
「事実は小説よりも奇なり」と言います。
1920年に発表された戯曲「R.U.R」にて、初めて「ロボット」という言葉が創造されてから100年で、ロボットやAIが大きく普及すると考えた人はほとんどいなかったのではないかと思います。
しかし、現実は大きく変化し、今も変化し続けています。
こんな今だからこそ、「今後世の中がどうなっていくのか」を類推し、本質を見抜いた上で今後の対策を行うことはとても大切なことだと思います。
特に、単純作業を行う仕事が今後減少していくことを見越して、自分の職や仕事を選ぶことはとても大切だと思っています。
そして、今後は「考えて仕事見つけて行動する」という場面が増えるようになると思います。
それはある意味、体を動かしたり単純作業を行う仕事から開放されるということでもあります。
僕は、今まさに、より多くの人がクリエイティブな仕事に携わっていく未来へと進んでいっているのだと思います。
その上で自分がどうするのか、その決断は早めであればあるほど、世の中が変化したとき、自らにより大きな力が身についているのだと思います。