どうも!やまびこです♪
今日は、はてなブログのお題「好きな棋士について語る」で書きます♪
タイトルは、『羽生善治棋士に憧れて将棋を始めたときの記憶♪』です♪
1.僕が好きな2人の将棋棋士
先日2023年10月11日、藤井聡太棋士が王座戦を制し、八冠を達成しました。
史上初の快挙であることから、テレビや新聞、ネットニュースで大きく取り上げられました。
14歳でプロ入りし、現在21歳。
デビュー当時から29連勝をするなど大きく話題となり、「藤井フィーバー」と呼ばれる将棋ブームを巻き起こした俊英の棋士です。
そんな藤井聡太棋士の活躍を見ながら思い出すのは、僕が好きな棋士である羽生善治棋士が七冠を達成したときのことです。
羽生棋士は、当時すべての冠位である七冠を初めて達成した棋士です。
羽生棋士が七冠を達成したのは、1996年2月14日。
当時は、今の藤井聡太棋士の八冠達成と同じくらいの盛り上がりを見せ、将棋ブームが巻き起こりました。
そんな僕も、そのブームに乗って将棋で遊び始めた一人です。
羽生棋士はその後、紆余曲折ありながらも結果を積み重ね、2016年には史上初の永世七冠を達成しました。
そして、2023年6月9日には日本将棋連盟の会長に就任されています。
そんな結果を出した羽生棋士はまさに僕のヒーローであり、いつか羽生棋士のように将棋を指してみたいと思って、僕は将棋を指していました。
それほどに世間は羽生選手の偉業をたたえ、大きなニュースになったのです。
2.「僕は将棋が強い」と思っていた子供時代
僕は将棋にのめり込み、小学校のときには将棋クラブに所属するほど将棋が好きでした。
父や友達と将棋を指し、親戚の家に行った際には将棋が強いおじさんとも将棋をしました。
特に、この親戚のおじさんがとても強く、なかなか良い勝負になっているのに最後まで勝つことはできませんでした。
僕の将棋好きは中学校になってからも続き、近所の同じ中学校の幼馴染の友達と、毎日のように将棋を指していたことを覚えています。
この2つを使い分けながら将棋を指し、勝ち負けを繰り返していきました。
そんな経験から、「僕は将棋はそこそこ強い」という自負があったのです。
3.僕が将棋で完膚なきまでに敗北した日の思い出
そんな僕ですが、ある一戦で大きく挫折することとなるのです。
それは大学1年生になったときのこと。
僕が所属した少林寺拳法部の友達が、将棋が好きであることを知りました。
そうなると、当然将棋を指そう、という話になります。
先程書いた通り、僕は親戚の将棋が強いおじさんに迫るほど強くなっており、高校時代こそ将棋を指していませんでしたが、小学校から中学校にかけて毎日のように将棋を指してきたという自負がありました。
しかし、結果は惨敗。
僕が三間飛車へと移ろうとした際、相手が中飛車を指して急戦をしかけてきたのです。
その数手後に、僕の陣形はボロボロになり、何もできずに敗北を喫しました。
今でも、僕はそのとき何が起きたのか、よく分かっていません。
一瞬で何もかもが破壊し尽くされてしまったからです。
呆然とする僕に対して、その友達が話します。
「この戦法は、僕が将棋で◯◯(何かの段?)を取ったときに使った戦法なんだ」
そう、彼は将棋を本気で学び、何かしらの段位か何かを取ろうというところまでいった友達だったのです。
「プロ入りすらしていない彼ですら、この強さなのか・・・」
その瞬間、僕は「自分が強い」と思っていた自負ごと、すべてがへし折られたのです。
それからというもの、僕は一回たりとも将棋を指していません。
それほどの衝撃を、その友達の一戦で受けてしまったのです。
4.羽生善治棋士と藤井聡太棋士は、異次元の強さがある!
しかし、そんな僕だからこそ言えることがあります。
七冠を達成した羽生棋士と、八冠をした藤井聡太棋士の将棋の強さは、まさに異次元であると!!
もちろん、大人になった今では「趣味で将棋を指していた僕」と「プロ入りを目指して努力していた友達」とでは明確な差があることなど理解しています。
それでも、本を読んで勉強し、詰将棋をして学び、勝つための戦法を練っていた僕は、趣味レベルではあれど、ある程度の強さはあったと思います。
そして、「趣味レベル」と「プロを目指したレベル」の力の差を、実際に将棋を指して体感したことがあるからこそ、並み居るプロ棋士たちに勝利し、冠位を総なめにした羽生棋士と藤井棋士の強さを痛感するのです。
将棋に人生をかけ突出した結果を出し続けている二人は、とても好きな棋士です。
お二人のこれからの活躍を楽しみにしています。
5.さいごに
今日は、僕が好きな将棋棋士の2人、藤井聡太棋士と羽生善治棋士について書きました♪
調べてみて驚いたのは、藤井聡太棋士が想像以上に若かったことです。
藤井棋士は2002年生まれ。つまり、羽生棋士が七冠を達成した1996年には生まれていもいないのです。
そして今、藤井棋士の活躍で将棋を始めた若い世代で、また新たな怪物が現れるかもしれません。
今後も、いち将棋ファンとして、将棋界の動向を見続けていこうと思います。