どうも!やまびこです♪
今日は、『剣道と柔道の明確な違いについて ~学校の授業で学んだ印象的な話~』というタイトルで書きます♪
1.剣道選択をし続けた僕
僕は、中学・高校時代、学校の選択授業で剣道を選択しました。
僕の地元では、1月~3月の3ヶ月間の体育は、選択授業で剣道か柔道の選択ができたのです。
わずか3ヶ月の授業とはいえど、6年間続けたことで剣道については少し理解がある方だと思います。
2.剣道と柔道の明確な違い
剣道を経験した中で、一つ印象的な話を覚えています。
それは、中学校時代の剣道の先生が話されていた「柔道」と「剣道」の違いについてです。
「柔道」は現在、世界中に普及しており、オリンピックの競技の一つとして一般化しています。
それに対して、「剣道」はオリンピック競技にはなっていません。
先生は、「柔道」が「道」ではなくスポーツ化していることを指摘していました。
「柔道」の試合では、勝った選手は大きくガッツポーズをして喜びます。
それに対して、「剣道」の試合では、勝ったとしてもお互いに向かい合い、礼をして、下がります。
先生が言うには、柔道は普及するために「道」としての部分がなくなっていると話していました。
良い悪いではなく、スポーツなのか「道」であるのかという明確な違いが、柔道と剣道の間にはあるのだと認識した一件でした。
3.さいごに
今回は、中学校時代に知った剣道と柔道の大きな違いについて書きました。
スポーツ化した柔道と、「道」として一般化していない剣道。
どちらが良い悪いではなく、この2つには大きな違いがあるのだと感じました。
個人的には、日本発のスポーツが世界に普及することはとても嬉しく思うのですが、日本が大切にしている価値観である「道」という部分もあわせて一般化してほしかったと感じます。
剣道は今のまま、「道」としての機能を持った状態であり続けてほしいと思います。