どうも!やまびこです♪😊🍀
先日、「洋上風力発電」についての記事を書いたのですが、記事を書いている最中にふと思いついたことがあります。
今回は、効率最強の小型風車である「山田風車」で、経産省が発表した4500キロワットの発電を行うとした場合、どの程度の資本が必要になるのだろうか?
そう考えて、ざっくりと計算してみたところ、驚きの結果となったので、それについて書きます♪
・・・もしもの話なので、暖かい目で見ていただけると嬉しいです♪😆✨
1.「山田風車」とは?
「山田風車」とは、戦後の日本(特に北海道)で普及した非常に高い効率を誇る小型風車です。詳しくは、以前書いた記事を読んでいただくと分かるので、そちらを参照いただければ分かるので、ここではその性能面についてのみ記載します。
山田風車の特徴
- 200W~500Wを発電する小型風車
- 風速2mで始動
- 一旦回りだすと風速1m以下でも回転する
- 風速5m~7mで最大出力を発電する
- 暴風のときは風を受け流し、常に一定の発電量で発電する
- 安価
- 故障しにくい
このように、とてつもなく高性能な小型風車が「山田風車」です。
特に、風車のプロペラに関しては「芸術品」とまで言われるほどの出来で、現在の技術で最適とされるプロペラよりも高効率だったという逸話もあります!🤩🍀
(出典 http://www.econ.ryukoku.ac.jp/~kenji/fushimi/pdf/s_matsuoka.pdf)
2.「山田風車」で4500万キロワットを達成するには?
結論から言います!
推定額は60兆円です!!
計算方法は後ほど書きますが、先日の記事で書いた「洋上風力発電」で4500万キロワットを達成するために必要だと見た金額が200兆円だったことを考えると圧倒的に安価です!!
ざっくりとした試算であり、プロペラ式の風車は騒音の問題もあるとのことなので、実現は難しいかもしれません。
しかし、「洋上風力発電」で4500万キロワットを得ようとする場合の話は、話半分で考えても100兆円です。
利権の問題も絡んでくると思うので、現在経産省の方針は変わらないとは思いますが、「洋上風力発電」ではなく「全力で山田風車の復活に力を注いでも良いのではないだろうか?」と考えてしまいました♪
ちなみに、試算するのに使った式は以下のようなものです♪
4500万キロワット/(500W✕60%)✕40万円
・山田風車の最大発電量:500W
・山田風車の効率(推定):60%
※5mで最大発電量、日本の平均風速3mのため、推定60%の発電量
・山田風車の価格(工事費込み):40万円
※山田風車の額を現在価格に直すと、約20万円。工事費を見込み合計40万円
残念ながら、山田風車の発電量や効率についての正式な仕様が見つからなかったため、このようなざっくりとした計算となってしまいました。
しかし、日本全国に山田風車を設置すれば、全体での発電量は平均に近づいていくと思われます。そう考えると、面白い案なのではないかなと思っています。
・・・まぁ、実現するために必要な「山田風車」の数が1億5000万台となり、日本の人口を超えることになってしまうため、製造と普及が大変になることが見込まれるので、実現は不可能に近いと思います。😉🍀
3.さいごに
「山田風車」で国家プロジェクトの目標発電量を達成するというのは、個人的には面白そうだなと思っています。また、この記事を書いたのは「小型風車を使う」という発想があれば、この先どこかで役に立つのではないかと感じたからです。
おそらく、10年前の段階で原子力発電がこれほど逆風になると予測できた人は、ほとんどいないと思います。
それと同じように、将来「個人で発電設備を持つのが当たり前」という世界が来るかもしれません。
現在の常識ではありえないこと。
でも、それが起きたときにどう対処するかを想像してみるのも面白いと感じた時間でした♪
😄✨🌈