やまびこアンテナ

ポジティブ!熱血!論評所♪(σ≧∀≦)σ

中止続出!?風力発電の受難!今後の風力発電について考える!

どうも!やまびこです♪

 

今日は、『中止続出!?風力発電の受難!今後の風力発電について考える!』というタイトルで書きます♪

 

1.風力発電の受難

最近、久しぶりに風力発電についてのニュースを調べました。

すると、様々な場所で風力発電に対する反対運動が発生していて、計画が停滞や中止されているところも多々あるようなのです。

 

そのような事になっている理由は、環境問題や景観を壊すといった問題を懸念した市民団体や住民による反対運動が原因のようです。

 

2.風力発電にもある環境問題

以前、風力発電について書いた記事で詳しく書いていますが、ここでは少しそのおさらいをします。

yamabiko-a4.hatenablog.com

 

風力発電は名前だけを聞くと、石油をしようせず自然エネルギーを使った発電方法のため、環境にやさしいと思われがちです。

しかし、風力発電による環境問題は確かにあります。

その一つが騒音による問題です。

風車の回る羽の部分は、非常に大きく、数メートルから十数メートルもあります。

その羽が回る際に発生する重低音。これが風力発電の騒音となります。

 

その騒音が原因で、夜が眠れないという人も出ているという記事がありました。

その記事を読んだとき、「そんな、遠くにある風車の音が聞こえるはずがない」と思ったのですが、ふと思い出したことがあります。

 

夜って、遠くの電車の音が聞こえたりしませんか?

 

そう、夜になると地上と上空の温度差により、遠くの音が聞こえるのです!

この性質上、どうしても夜になると遠くの風車の音が聞こえてしまうのだと思います。

(出典:https://ameblo.jp/amaterasu-1059297/entry-12206270140.html

 

3.日本の再生エネルギー発電について

日本は世界的に見ると、再生エネルギーでの発電が多い国です。

それは、国の政策によって推進されてきたことによる結果です。

しかし先日、僕の友人の向山雄治さんにお聞きしたところ、日本における再生エネルギーでの発電量は非常に少ないのだという話を聞きました。

www.enecho.meti.go.jp

そこで、資源エネルギー庁のHPを見てみると、日本の水力を除く再生エネルギーでの発電量は2019年の実績で10.3%。

水力を含めた2020年実績の発電量は132GW(ギガワット)で世界6位とのことでした。

確かに、がんばっているけれどもまだまだだという印象があります。

というのも、再生エネルギーだけで電力需要のピークを支えるほどの発電量には達していないからです。

 

資源エネルギー庁のHPにも記載されている通り、すべてのエネルギーを再生エネルギーで賄うことはできません。

再生エネルギーに求められているのは、日本の電力需要の底上げとピーク時の代替エネルギーとして利用することです。

最小需要日(5月の晴天日など)の需給イメージ

(出典:https://www.enecho.meti.go.jp/

この図を見て感じたのですが、現在はまだこの状況を作れるほど、日本の再生エネルギーの発電量は多くないと思います。

 

4.資金の流れを見ることが大切!

様々な問題を抱えているとはいえ、今後国が風力発電を大きく推進していき、成長することは間違いないと考えています。

というのも、国の政策と資金の流れが風力発電の推進させる流れだからです。

経営者の向山さんによると、こういった国の政策や資金の流れを見ることは、世の中の流れを見る上で非常に有効なのだそうです。

僕はその中でも、特に資金と時間がかかる「研究開発」にかかる費用について注目しています。

そこで見つけたのが「浮体式洋上風力発電」の実証試験の記事です。

www3.nhk.or.jp

この「浮体式」は、以前福島県沖の浮体式洋上風力発電の実証試験が中止となっている背景があります。

 

それでも「浮体式」にこだわって資金をつぎ込むのは、そこに大きな資金援助があるからだと思います。

こういった資金援助が続く限り、風力発電の推進と普及は続いていくのだと思います。

 

yamabiko-a4.hatenablog.com

yamabiko-a4.hatenablog.com

yamabiko-a4.hatenablog.com

 

5.さいごに

風力発電が推進され普及していくことは、現在の資金の流れを考えると間違いないことのように思います。

しかし、だからこそ市民団体の反対運動のニュースが連日あがっているのだと考えています。

僕自身の想いとしては、なんとか折り合いがついてほしいとは思いつつも、国や風力発電業者と市民団体との間での話し合いでは、どちらかが妥協する形となるのだと思っています。

風力発電は今後どうなっていくのか、しっかりと見極めていこうと思います。